オトれるまでアイチョウしたレコードがある。
部屋ヘヤナカ電車デンシャナカいたCDがある。
オト隅々スミズミまでったオトがある。
そんなレコード・CDたちをつらつらと。
                                   
無罪モラトリアム / 椎名シイナ林檎リンゴ (1999ネン)
キョクの「タダしいマチ」のドラム〜ギターのオトったトキ、「き、きたぁ〜」とオモってしまった。
ノゾんでいたオト久々ヒサビサいたってカンじだった。
チープなサウンドにっかってインをふんだ、気持キモち(怨念オンネン?)がやたらハイったようなウタ
この1キョクはまさしく「一目ヒトメれ」みたいなもんだったので、
他の曲が1キョクだったら椎名林檎に対してはだいぶ違う感情を抱いていたかもしれない。
キョクの「歌舞伎町カブキチョウ女王ジョオウ」は2時間ジカンドラマかなんかになってもおかしくないような物語モノガタリ展開テンカイされるキョク
わずか3フンほどのナカにまとめたところに才気サイキカンじるが、
やたら目立つ巻き舌ヴォーカルが好き嫌いの分かれ目ってとこか。
キョクの「マルウチサディスティック」はイアン・デューリーの「Hit me with your rhythm stick」を連想レンソウする人気ニンキキョク
そして彼女カノジョ重要ジュウヨウ一面イチメンオモテわれているのが「ここでキスして。」。
いじらしさ、とか可愛カワイらしさ、父性フセイ本能ホンノウ刺激シゲキ(?)するオンナとしての一面イチメンである。
これがなければ彼女カノジョはただのツクられたひとムカシマエのアングラっぽいアーティストでわってたろうな。
ついでにくと、このコロのシングル「幸福コウフクロン」のカップリングキョク「すべりだい」から
ともさかりえに提供テイキョウした「カプチーノ」「木蓮のクリーム」「シャンプー」、広末ヒロスエ涼子リョウコの「プライベイト」、とどれもすべて名曲メイキョク
ソングライターとしてもこんだけんだのはヒサしぶりであった。
L'hommeaux Millevies / L'Affaire Louis Trio (1995ネン)
こういうのを極上ポップというんだろうな。 
フランスの3人組(トリオだからあたりめーか)の5作目。 
もともとラテンっぽさやジャズっぽさのあるバンドだったが、
今回はXTCのコリン・ムールディングが参加したこともあって、
発売当時、職場でいつも聞いてるJ-WAVEでこのアルバムのタイトル曲が流れてすぐに気に入ってしまった。 
何かXTCっぽいじゃねーかーって思ってたら、なかなかするどかった。 
XTCカラーが程よくブレンドされて、これがとにかく心地よい。 
気に入って曲名とアーティスト名を知りたかったんだが、フランス語で何言ってるかわからんし、
当時はネットもなかったのでJ-WAVEに電話して曲名とアーティスト名をスペリングしてもらってCDショップに走った記憶がある。 
ところが、である。 
その時、そのCDは手に入らなかった。 
教えてもらったCDは見つかった。 
ではなぜ? 
当時JーWAVEは目当ての曲がかかった時間を言うと曲名を教えてくれてたんだが、私はその曲が正午の時報の前にかかったつもりになってた。
でも実は時報の直前に短いインストがかかっていたらしく、あたしゃその曲はBGMかなんかでカウントしないもんと思い込んでしまった。
もちろんJ-WAVEの人にはそのBGMらしき曲を教えてもらって、買うハメになってしまったのは言うまでもない。
そのCDもフランス人らしく(だから疑わなかったんだが)ジャズでした。いつまで聞いて手もその曲は出てこないし、
つーか全然フンイキ違うし、へんだなーって思ってきて「もしやあのBGMみたいの・・・?」ってなったわけ。 
つーわけでそんだけ苦労して手に入れたCDだけに愛着満点。 
適度にひねくれたステキなポップス。 
New York At Dawn / Elbow Bones & The Racketeers (1983ネン)
キッド・クリオールことオーガスト・ダーネルがほぼ全曲プロデュース、
楽曲の半分くらいを提供し、バンド・メンバーも含めて全面的にバックアップしたアルバム。 
ヴォーカリストは3人。 
とにかく1曲目から3曲目を歌うStephanie Fullerが超セクシーでキュートでもうサイコー。 
中でも1曲目の「A Night In New York」はいろんなトコで良く耳にするので知っている人も多いかと思うが、 
「夜のニューヨークに連れてって〜」と歌う甘い声にはメロメロ状態で、
「おーおー連れてったる連れてったる」と無責任にひとりで相槌打ってしまうほど。(アホか) 
ソロ・アルバムが出てたら間違いなく買う。でもないみたいだなあ。 
サウンドはキッド・クリオールつーよりDr. Buzzard's Original Savannah Bandって感じ。 
で4曲目から3曲はヴォーカルがGichy Danに代わる。 
もうサウンド含めて「Kid Creole & The Coconuts」まんまです。 
声もダーネルっぽいし。 
ほんで7曲目がStephanie FullerとGichy Danのデュエット曲。 
これがまた良い曲なんだわぁ。 
そして3人目のシンガー、8曲目から3曲は自作自演のDutch Robinson。 
突然ソウルっぽい曲になる。 
単体で聴く分にゃおそらく悪くない。曲もかっちょいいし。 
でもはっきり言って、このアルバムでは彼だけ浮いている。 
彼だけが熱唱系というか、ソウルフルというか。 
カリプソっぽい曲もあっけど、歌の根っこは完全にソウル・シンガー。 
この3曲の違和感の性で、アルバム単位では残念ながら満点はつけられねーなーってなっちゃう。 
今後このバンド内で彼の存在をどうしていくんだろー、って心配したもんだが、一向にセカンド・アルバム発売の気配がない。 
大昔にニュー・アルバムの制作にとりかかったというニュースは見た記憶があるんだが・・・。 
どうやら唯一のアルバムになってしまったみたい。とーっても残念。
Spirit of St. Louis / Ellen Foley (1981ネン)
クラッシュのミック・ジョーンズがプロデュース。
クラッシュ・ファミリーも全面バックアップした「サンディニスタ」のサイド・ストーリーみたいなアルバム。
曲がどれもいいんだなあ、これまた。
当時はヘビー・ローテーションで、今でも時折無性に聞きたくなる。 
エレン・フォーリーは3枚出しててどれもいいんだけど、これは2枚目。
ちなみに1枚目はイアン・ハンターがバックアップしてて、よりロックっぽい。
でも1枚目と比べて一番違うのは録音。まさにあの「サンディニスタ」の音です。 
歌はちょいと音程が気になるけど、まあ他で十分カバーしてる。
ヨーロピアンな香りと女臭さがダブと相俟ってなんともいえないフンイキ。 
この人、当時ミック・ジョーンズの彼女ってことだったと思うけど、
あまりにペチャパイで最初スタジオに現れた時はオカマと間違われたという話もあったなあ。 
なお、アルバムの邦題ホウダイは「悲しみシアター」。
Born Again / Randy Newman (1979ネン)
Born Again [from UK] [Import]
なんてーの、アメリカ人であることの誇りと悩みの狭間、
悲喜劇なんていう相反する気持を歌わせたら最高のシンガー&ソングライターなんじゃなかろーか。 
イギリスのレイ・デイヴィス、アメリカのランディ・ニューマンつートコかなあ。 
レイの方が歌う内容が身近ちいうか、せこいけど。((笑) 
どちらも尊敬するソングライターです。 
ほんでランディ・ニューマンのこのアルバムは、前作の「Little Criminals」の影に隠れちゃったとこもあるかもしれないけど、
彼の全アルバムの中ではかなり邪険に扱われてるような気がする。 
なんつーても時代を反映した「Story of a Rock & Roll Band」と「Pants」が
ニュー・ウェイブっぽくて当時はぴっくらこいたけど、この2曲のイメージが強いんだろな。 
どっちみち埋もらせたくない! 
「Sail Away」みたいに名盤扱いされることはないだろーが、良く聴いたアルバムなんだなあ。
Reggatta De Blanc / The Police (1979ネン)
当時トウジヨコのりでナガれる音楽オンガクが「音楽オンガク」というオモみをこなごなにしてくれたアルバム。
レゲエのウラと3レンと8ビートを駆使クシし、3ニン利点リテン最大限サイダイゲンかしたグルーヴカン
そのノリをツクっているサウンドのカクはやはりドラムだ。
カレのスティックによって、ワタシはそれまでの価値観カチカンクツガエされた。
そしてほとんどソロをかないノリとちょっとした装飾ソウショクツクるだけのシンプルなギター。
ヒト編成ヘンセイともなれば、本来ホンライ目立メダつはずの唯一ユイイツのメロディ楽器ガッキはとにかく地味ジミだ。
またこのコロ流行ハヤっていたほかのニューウェイブケイバンドと一線イッセンカクしていたのは間違マチガいなくスティングのウタだとオモう。
カレ内省ナイセイテキウタがなければ、マッタチガったバンドになっていたとオモう。
後期コウキ綿密メンミツられたサウンドもいが、個人的コジンテキにはインプロヴィゼイションから即席ソクセキツクったような
大雑把オオザッパキョクヅクりの1.2枚目マイメコノみ。
渋谷シブヤのPARCOにこのアルバムのジャケット…3ヒトカオエガかれていたのはもうナンジュウネンマエのこと…。
Tusk / Fleetwood Mac (1979ネン)
アナログでは2マイ。CDでは1マイ発売ハツバイされた。(ただし「Sara」がEditされてた。)
マンモス・ヒット・アルバム「噂」の次に出た性か、評価が低くて日本では邪険に扱われている。
近年出たリマスター+デモetcのボーナストラック付での再発時も
「ファンタスティック・マック」と「噂」は国内発売されたのにこのアルバムはいまだに輸入盤買うしかない状況。 
でもこのアルバム、実はマックの最高傑作だと思っている。 
まず、3人のフロントメンの内のひとり、リンジイ・バッキンガムのメイン曲が全体の1/3〜1/2近くを占めるが、
恐らく全て独りで多重してると思われる。ドラムとかへたっぴーなトコあるし。
ほんで残りのトラックが女性陣2人がメインの曲なので、
正確に言うとこのアルバムは「リンジイ・バッキンガム&フリートウッド・マック」と言える。 
リンジイ・バッキンガムの曲は曲自体はシンプルだが、コーラス含めたアレンジなんかが時にエスノっぽくておもろい。
タイトル曲はちょっと異色でどこがいいんだかわかんないけど、とにかくサイコー!とってもスリリング! 
他は基本的にノーテンキでガチャガチャしたポップス&ロックで、彼のソロ作「Law And Order」(傑作!)の足がかりにもなったと思う。
で、フリートウッド・マックの部分、つまり女性陣2人はってーと、音作りはとってもシンプル。
つーか音すくな!まるでどこまで少ない音で最大の効果をあげられるか試しているかのよう。
1曲目聞けばそのスカスカ感にほとんどの人が「ギョッ!」とするはず(オーバーか(笑))。 
というわけでスティーヴィー・ニックスのベタッとしたフォーク調の曲とクリスティーン・マクヴィーのフワフワしたアダルトなポップス、
そして先述のリンジイ・バッキンガムの曲が交互に出てくるこのアルバム、面白い映画見てるみたいにあっという間に最後まで聞き終わる。 
傑作です!
Period of Transition / Van Morrison (1977ネン)
Van Morrisinの中で一番好きなアルバム。
なーんて言うとファンには何か言われそう。
それほどVan Morrisonの中じゃあ異端なアルバムだと思う。
Mac Rebenack(=Dr.John)がプロデュースで、まさにニュー・オリンズ。
ミュージシャンもアメリカン。しかし!なんつーても曲が良い。のれる!泣ける!心躍る!ジーンとする! 
Van Morrosonっぽくないからだろうけどベストにも1曲も選ばれないし、
このまま地味で知る人ぞ知るで終わらせてなるものか。すごーく良いアルバムなんだもん。
Spirit / Earth Wind & Fire (1976ネン)
今から思うと信じられないが、Earth,Wind & Fireの人気が出てきた時、
ディスコでは「踊れない、もしくは踊り辛いダンス・ミュージック」として評判だった。 
ディスコやダンクラの代表格って感じのバンドからは想像できないわなあ。 
でもこのアルバムやアナログでは2枚組だったライヴを含む前作「Gratitude」を聴くと、その評判の片鱗が見える。 
アレンジで意表をついた仕掛けやら、不規則なリフがそういう評判呼んだのかも知れん。 
もっとも今の若人はもっと難しい踊りとかでも踊っっちゃてる気がするけど。 
まあそういう時代だったということで。 
んでこのアルバムだが、はっきりいってEarth,Wind & Fireの最高傑作は、
続いて出たアルバム「Fantasy」を含む「All'n All」でも「Boogie Wonderland」を含む「I Am」でもなく、「Getaway」を含むこの「Spirit」だ。 
このアルバムでEarth,Wind & Fireはバンドとして行き着くトコまで行ってしまった気さえする。 
だから後は「ただ楽しくダンス・ミュージックでもやろーやー」路線に進んでいったのではないかと勝手に思ってる。 
ステージがどんどんサーカスみたいになってったのも同じような理由じゃないかなあ。 
ちなみにこのアルバムのシングル曲は前述の「Getaway」と「Saturday Nite」。 
お決まりのフィリップ・ベイリーのバラードもある。 
サウンドは音が多いのに歯切れが良くスッキリしててシャープ。驚くことに「管」でさえも! 
打ち込みを使わずに、ここまで音が少なくて軽くて鋭いってのはかなりのテクニックだべーと思わせる。 
このバンドを初めて聞いた時は(前作だったけど)、今までこういうサウンドなかったなあと思った。 
黒人音楽ベースなのにねっとり感が全くないんだよな。 
今ではそういう音楽も多いけど、当時はかなり新鮮だった。 
ディスコやダンクラのグループっていう認識だけじゃあ、このバンドは語れないと思えるアルバムでっせー。
Procol's Ninth / Procol Harum (1975ネン)
1曲ばっかが有名になってしまったがためにすごく損してるアーティストっている。 
その代表が「青い影」のプロコル・ハルムだろうな。 
このグループ、メンバー・チェンジを繰り返してきた性か、アルバムによって全然違う印象を受ける。 
アルバムを複数聴いてくると「青い影」のイメージはそれほど残らない。 
初期はマシュー・フィッシャーのオルガンが全面に出た、壮大なクラシカルなイメージ。 
プログレっぽくもあり、トラッドっぽくもある。 
彼が脱退してからはロビン・トロワーが全面に出て、ハード・ロック・バンドみたいになる。 
この時期のアルバムはファンには顰蹙もんだったらしいけど、私は結構好きだ。 
んで、ロビン・トロワーも去ってからはクラシカルに戻ったりもした。 
前置きが長くなったが、んでこのアルバムだ。 
タイトル通り9枚目。 
以前の壮大なイメージと比較してしまうと、1曲1曲は小粒に感じるが、小さくても強力、キラキラと光ってるっつー感じ? 
ポップだし、ロックだし、そしてゲイリー・ブルッカーのヴォーカルもBJ・ウイルソンのドラムも心地よい。 
1曲目の入りなんてゾクっするし、5曲目のドラムとピアノを聴いてると思わず背筋がピンと伸びます。(意味不明) 
そのほかどの曲も良い曲ぞろい。 
唯一のカバー、ビートルズの「エイト・デイズ・ア・ウイーク」も決して浮いてない、というとこのアルバムのフンイキがわかるんじゃなかろーか。 
とにかく過去のアルバムと比べると非常に取っ付き易いので、「青い影」しか知らない人にはぜひとも一番最初に聴いて欲しい。
Yes Songs / Yes (1973ネン)
アナログは当時トウジはまだメズラしい3マイ発売ハツバイされ、CDでは2マイになった。
私にとってYESの最高傑作は「こわれもの」でも「危機」でもなく、このライヴです。
高校の時に友人宅で初めて聞いたYESは何かごちゃごちゃしててあんまり良い印象がなかった。
「こわれもの」も「危機」も繊細すぎて、当時ロックのダイナミックさに惹かれていた我が身としてはピンと来なかったんだと思う。 
ところがたまたまロック喫茶(死語)だかどっかでこのアルバム収録の「Roundabout」を聞いて、ぶっとんじまっただ。
「かっくいぃ〜。」 
YESつーと良く練り上げられて緻密つーイメージが付き纏うけど、
この「ロックロックこんにちは」なライヴこそがYESがYESたるすばらしさだと思っている。 
ベースのクリス・スクワイアなんて変拍子なのに身体揺すってノりまくって、おまけにコーラスまでつけちゃうんだから。 
このあたりが「プログレ」って言われてるほかのバンドと一線画すトコだと思う。 
あとこのアルバムの面白いのはドラマーがアラン・ホワイトに変わったばかりのタイミングで出たので、
一部前任のビル・ブラッフォードが叩いてる曲も含まれてるというお得感があるトコ。 
いやあ、しかしオープニングの「Siberian Khatru」やら「Heart Of The Sunrise」、「And You And I」、「Yours Is No Disgrace」
そしてもちろん「Roundabout」もみんなスタジオ盤よりダイナミックで好きだなあ。 
ほーんと長きに渡ってよく聞いた、そして今でもこれからも何度も聞くであろうアルバムです。
Manassas / Stephen Stills (1972ネン)
70年代初頭、結成当初はスーパーグループとか言われてたけど、スティルスのソロです、はっきし言って。 
参謀と思われたクリス・ヒルマンにいたってはメンバー中一番地味かも。 
でもま、スティルスのソロと思えば、ファーストと並んで名盤といえるか。 
ロックにカントリーやブルースやラテンのエッセンス盛り込んだアルバムです・・・ってやっぱスティルスそのものやな。 
アナログは2枚組で各面(A〜D面)はそれぞれタイトルがついてて、
でもそんなに厳密でもないかな。あ、カントリーサイドはホントにカントリーでアル・パーキンスがはりきっとります。 
いちおーA面がロック色強くてB面がカントリー、C面がポップだったりシンセとか使って実験的だったりで、
D面がセッションっぽいのとか弾き語りとか。 
とにかく大好きなアルバムで、CDも輸入盤で発見するや即購入したし、近年DVDも購入してしまった。 
中でも一番のお気に入りがサイドAのぶっ続けで流れる5曲で、これがむちゃくちゃかっこいー。 
アナログの時はこの面だけ聴くことも多かった。 
そいからC面も好き。確かシングルになった「It Doesn't Matter」は名曲。 
D面の長いソロが辛かったり、ジョー・ララのパーカッションがへたっぴぃだったり、と突っ込みどころはあるけど、間違いなく愛聴し続けるアルバムです。
Music From Big Pink / The Band (1968ネン)
こんなにヘンなアルバムはちょっとない。
「Chest Fever」でのリヴォン・ヘルムのスネアはいくらなんでもオクれすぎじゃないかとオモったり
「We Can Talk」でリック・ダンコがはずしたコーラスをやっても
「Lonesome Suzie」でリチャード・マュエルがそらーためすぎじゃないかというヴォーカルをかせても
すべてがザ・バンドとうグループのナカではたりマエのようにオサまってしまう。
そしてそういうネタがこのアルバムにはたくさんある。
何度ナンドいてもアタラしいネタをつけたヨロコびにヒタれる。
ワタシにとってこのアルバムはそんなカンじ。
オトワルいステレオでLPをいていたトキには不覚フカクにも「The Weight」のオルガンのオト気付キヅかなかった。
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